男子フィギュア決着

本日、バンクーバーにて男子フィギュアの決着がつきました。

ショートプログラムの結果が

１：プルシェンコ　90.85
２：ライサチェク　90.30
３：高橋大輔　　　90.25
４：織田信成　　　84.85
８：小塚崇彦　　　79.59
 
１位～３位の差がわずか０．５５という僅差の接戦。

今日のフリープログラムの焦点は、４回転を飛ぶかどうかというところでした。

前日会見ではプルシェンコが、フィギュア界の進歩をもとに「４回転を飛ばずしてどうするんだ！」と技術を前面に押し出せば、ライサチェクはあくまでも「ジャンプもスピンも同じだ」と演技・構成で勝負することに徹した。
一方高橋は、「４回転がチャンピオンへの道。男子の醍醐味だ」と述べた。

さて、当日は．．．

小塚君はすばらしいすべりでした。綺麗なすべりでしたねーー。
初めての大会で８位につけました。次回も楽しみな選手です。なんてったって４回転成功しましたしね。

織田君ですが．．．常日頃用具を大事にすべきでしたね。靴紐がきれちゃいました。
あとのインタビューで本人いわく、練習のときに切れていたと。ただ、感覚を変えたくなかったので、処置をして飛んだが、耐え切れなかったということでした。

順調だったんですけどね。

ただ、あの状況の中、観客の暖かい声援のおかげで後半を持ち直して見事に滑りぬきました。織田君らしいすべりでした。
それだけにもったいないなぁ．．．あれさえなければ、順位は２つ３つ違ったかもしれない。７位でした。

そしてトップ３の前のジョニー・ウィア。もう少し得点がよくてもいいんじゃ．．．って思いましたが．．．

さてさて、トップ３ですが、高橋君は残念！４回転をミスってしまいました。
しかし、その後はさすがのスケーティング。構成技術点はトップでした。

しかししかし、その後の二人がすごい。

みてて思いましたが、プルシェンコを皇帝とすると、ライサチェクはサイボーグって感じでした。
なんていうのかな、一部のすきもないというか．．．うん。

プルシェンコはちょっとジャンプの軸が何回かずれていました。が、回転軸が斜めにずれてもこけずに着地してみせるのはさすがですよね。いや、すごすぎました。
４回転もびたっときまりました。けど、トリノのときの凄みがちょっとなかったような。

それに比べてライサチェクは、先ほども述べましたが、すきがないんですよ．．．全体的にびしっときまっていました。

結果、総合で１．３１のわずかな差でしたが、ライサチェクが金となりました。
プルシェンコが銀に高橋が銅！

おめでとう高橋君！

男子フィギュア初のメダルです。

あの二人が相手なら十分です。

そして二人も入賞しました。男子フィギュアの快挙です。

泣き虫織田君、泣くかな？泣くかな？？おっ今日は泣かないな．．．って思ってたら、アナウンサーが泣かせましたけどｗ

もう一つ、スケート女子１０００ｍの小平さんおしかったーーーーーー！

メダルまで０．０８秒ですよ．．．．金メダルまでは０．２４

なんて世界だ．．．．おしいおしすぎる。

今日は本当にすごいオリンピックの一日だったようです。