Ｗ杯最終日 ありがとう

いよいよ最終日が来ました。長かった一ヶ月。楽しかった一ヶ月。熱かった一ヶ月。感動した一ヶ月。

ほえた！叫んだ！．．．．夜中だから自粛した！ｗ

思い返せば93年のドーハの悲劇で涙にくれ、それから日本代表を応援すること17年。今年は本当によかった。

史上最強と呼ばれたドイツ大会の予選敗北．．．．そして四年後の今回は、逆に戦前から無理無理の雰囲気が漂っていた中の応援。いやーーもう最高！最高だった！！

さて、ラストはこれだ。

スペイン　１－０　オランダ

初優勝をかけた両国の大一番。互いに負けられない試合ともあり、大荒れの試合。ファウル数が両チーム合わせて４７もあり、イエローカードが１４枚も出された乱戦となった。
特にオランダは、出場１３選手（ＧＫ除く）のうち８人がイエローをもらい、内一人はレッドで退場となる有様。

ただし試合は一進一退の攻防で延長までもつれこんだ。

スペインのパスサッカーをオランダの守備陣が封じ込めシュートを許さない。一方でオランダのシュートはスペインの守護神カシージャスがことごとく防いだ。

後半も互いに決め手を欠き、延長へ突入。互いに譲らない試合となってきた。

そしてほぼＰＫ戦に突入かと思われた延長後半１１分。イニエスタがボレーシューーーーーート！！！！

値千金の一発が決まった！！

スペインが初優勝。８番目の世界王者となった。長い間「無敵艦隊」と称されたある種皮肉の愛称は、真の無敵艦隊へと変わった。

やはりバルサ軍団のなせるわざか。寄せ集めではなくバルサのチームメイトだ主だからこそ、パスサッカーも機能するのか。

今大会は、個で突破をしようとしたチームが思わぬ結果に陥り、守備ががっちりとして攻撃に転ずるトータルサッカー（っていっていいのかな？）が勝利を得たようなものか？

カカのブラジル、Ｃ・ロナウドのポルトガル、ルーニーのイングランドなど国もさながら個人としても輝けなかったプレイヤーも多い。

日本を始め、ニュージーランドやオランダ、スペインも守備をしっかりするチームがいい試合（いけいけ欧州や南米からするとつまらないかもしれないが）がみられたのでは．．．と素人目で。
ひょっとしたら、あのうるさいブブゼラの影響もあるのかな。バランスのとれているチームは一貫して戦術が浸透しているからいいとして、個のチームはやはり声が届かず連携がとりにくかったとか。

さて
タコの話題
ドイツの水族館のタコ「パウル君」は、勝利チーム占いで一躍有名に。優勝国のスペインも当て、これで南アＷ杯で予言した８試合すべて的中。全勝で南ア大会を終えた。確率で言えば２５６分の１。５勝２敗のドイツ戦７試合の結果を１００％的中。おまけのスペイン－オランダ戦の結果も見事に当てた。

２０１０年ワールドカップ（Ｗ杯）・南アフリカ大会のＭＶＰに当たるアディダス・ゴールデンボール賞が発表され、ウルグアイのＦＷフォルランが選出された。フォルランは５得点を挙げて、ウルグアイの４位に貢献した。シルバーボール賞はオランダのスナイデル、ブロンズボール賞にはビジャが輝いた。
　得点ランキングは５得点でフォルラン、スナイデル、ビジャにドイツのミュラーが並んだが、アシスト数を考慮されてミュラーが得点王に贈られるアディダス・ゴールデンブーツ賞に選ばれた。ミュラーは最優秀若手選手に送られるヒュンダイ・ベストヤングプレーヤー賞との２冠を達成。以下、出場時間数が少ない順に、ビジャがシルバーブーツ賞、スナイデルがブロンズブーツ賞となった。
　また、最優秀ＧＫのアディダス・ゴールデングローブ賞はスペインのカシージャスが選ばれた。

　スペインは今大会計８得点で制し、Ｗ杯で最少の記録となった。
また、初戦のスイス戦で敗北。これまで初戦で黒星を喫し、Ｗ杯の頂点まで登り詰めた国はなく、スペインが初のケースとなった。

　南アＷ杯で一敗もせずに去った唯一の国はニュージーランド。１次リーグＦ組で、初戦のスロバキア戦に１－１、２試合目のイタリア戦も１－１、３試合目のパラグアイ戦は０－０で結局、３試合で３引き分け。勝ち点３で決勝トーナメントには進めなかったが、黒星はなかった。

ＦＩＦＡは、南ア大会のフェアプレー賞に優勝国のスペインを選んだ。スペインが決勝戦までの計７試合でもらったイエローカードの枚数は８枚。レッドカードもなく、退場者も一人もいなかった。

ホスト国が決勝トーナメントに進出できない大会も始めてであった。